万年筆買いました

『ワケあり品で売ってたのを買いましたが、ちゃんと未使用の新品です。』

 今回買ったのはオート(OHTO)のTasche(タッシェ)FF-10Tの青。県内のとあるお店で(文房具店やこじゃれたところではないよ)定価から大幅安値で買いました。

 実はワタシ、小学校高学年の頃から万年筆に憧れを抱き、最初は使いきりの万年筆から始めたんです。中学生でカートリッジ式の樹脂製ボディの万年筆を使い、「大人になったらいいメーカーのものを買うぞ」と思いを馳せ、社会人になってウォーターマンの「クルトゥールライト・ソフト」という鮮やかなブルーの半透明のボディがかわいらしい万年筆を手に入れました。

 そのウォーターマンの万年筆は個人的に思い入れが強かったので気に入っていて、外でも愛用するためによく持ち歩いていました。ところが5年前に遠征先の大分でなくしてしまい、しばらくショックでした。その後、カートリッジ交換式の300円の万年筆(プラチナの「プレッピー」)をとりあえず使っていましたが、残念ながら慰めにはなりませんでした(プラチナ萬年筆の皆様ごめんなさい)。

 で、今回の万年筆。

 出先から家に戻る途中に立ち寄ったお店で見つけたのはリップブラシみたいな小さな万年筆。自分の好みのブルーのボディ!使うときには長くなり、しまうと短くなるギミックがイイ。メーカーはオートで、国産だけどドイツ産のイリジウムポイントが使われているんです。値段が安かったこともあって、迷わず即決。お買い上げありがとうございました。

 カートリッジを万年筆に何とか差し込んで、書き具合のチェック。滑りが良いので久々に感動しました。我慢して使った300円万年筆の固い書き心地と違って、気持ちいい。

 これから新しいおでかけのお供に連れだそうと思いました。でもキャップはきちんと閉めなきゃね!


(カテゴリ:買い物、日々の備忘録)