大分トリニータにおける「絆」とは何なのか
『シャムスカさんだけに責任を取らせるのはどうなんだろう?』
他クラブのサポーターの自分でも、大分トリニータのシャムスカ監督が解任されてしまったことをとても悲しく思っています。
負けが続きに続いてワースト記録更新、選手の怪我が相次ぎ、補強は失敗、ホームの九州石油ドームは去年の国体開催でピッチコンディション最悪…など明白な原因が多すぎるのもあるけれど、
自分が思うに
「強調された『絆』が体現できず、言葉だけが一人歩きしている」
ように見受けられてしまいました。
フロントや選手、スタッフ、ファン・サポーター、スポンサー企業に地域の人々…『絆』を掲げたならば、抱えている問題を互いに解決し互いに支えあうことが大切だと思いますが、
経営を安定させたいとばかりにスポンサー探しに必死な社長と、監督の声に耳を傾けて行動しても結実できない強化部長、残念ながらあなた方が『絆』を乱したのかもしれません。
選手も『絆』を掲げたからには自分と互いを信じ、人任せにしない思い切ったプレーをして欲しいのです。ペナルティエリアで遠慮しあうのは『絆』ではありません。
スタッフもコーチ陣も、ミーティングでしっかり話し合いましたか?コミュニケーションが十分にとれても、実行できなければ意味はないでしょう。実行しなかったのならプロとは呼べません。
ファンやサポーター、地域の人々にスポンサー企業・団体・個人の皆さんの心情は辛いものだと思います。ナビスコ杯優勝の思い出やシャムスカさんが残してくれたことはみんなで大切にしてください。次の監督が誰であろうと、サポートし続けて欲しいのです。
結び目が解けた『絆』がすぐに戻せるのは難しいかもしれない。けれど、これからの事を変える事はできる!大分トリニータに関わるすべての人達が信じれば再び『絆』は修復できると信じています。
(長乱文で失礼しました、言っておきたいことだったから…。)